2020
最初は涙も枯れるほどに悲しくて、人生のひかりを失ったようで、約3カ月の期間が永遠にも感じられたけれど、いざこの日が来てみると思っていたよりも短かったように感じられる。やはり私の人生の全てになりきってはいないのだという寂しさと、わずかばかりの安堵。
この時を迎えて再び輝かしいきもちだけを胸に彼らを見られるようになって、過去の映像やパフォーマンスを見返すと、「この5人が帰ってくるんだ。もう一度、私の大好きなこの5人が同じステージに立ってくれるんだ。」というよろこびを感じて、まるで明日にでも実際に会えるかのように心が弾んだ。
私の人生の全てにはなりきっていなくても、私の人生において、彼らがずっとおさまることのないかがやきであることは確かだった。
自省と覚悟を胸にふたたび舞台に立つ2つの光におかえりを。
そして、まもり続けてくれた3つの光にありがとうを。